▼金華山の仙人さん:
>実際の30GBコピー動作での性能格差を、ベンチマークソフトの
>32GiBシーケンシャルテストで検出出来ないのでは、何の為のベ
>ンチマークなのか、という事にもなりかねませんので、次期CDM
>での改善を期待したいところです。
かなりの亀レス&そもそも僕が答えるような話ではないと思いま
すが、ちょっと気になったのでレスをさせていただきます。
CDMの場合、サイズで「32GiB」を選択しても、32GiBの仮想ドライブ
を作って、その中でリードライトのテストを数秒間(3秒ぐらいだっ
たような記憶があります)行うという感じの仕様だったと記憶して
おります。簡単にいうと、32GiB分の論理アドレスを使ってテストを
するという感じでしょうか。
なので、仕様上、検出できなくてもある意味当然かと思います。
pSLCを採用しているSSDで、NANDの素の速度を出したいなら、その領
域がなくなる以上の継続ライトを行うほかありません。すると、必然
的にテスト時間がかかりますので、CMDのコンセプトである手軽に使え
て、短時間で結果がわかるということから外れていくような気もします。
また、NANDの素の速度が出たとして、それを何秒間計測したものを速度
として表示するのか、テストは1回でよいのか、複数が良いのかなど、
ベンチマークソフトとしての仕様の問題にも関わるのでなかなか難しい
判断だと思います。
ベンチマークソフトには向き不向きがあると思いますので、個人的には、
そういった用途では、IOMeterを使うとか、TxBenchを使うとかというの
が良いのではないかと思います。
ちなみに、NANDの素の速度を出したいなら、お手軽ではありませんが、
IOMeterやTxBenchでも行えます。どっちも128KB QD32の全域シーケンシ
ャルをかけて、ログを記録するだけです。それをはなから用意して簡単
に行えるのが、HD Tuneといった感じでしょうか。どのぐらいのpSLC領域
をもっているのかもライトの容量を計算すればわかります。僕は、これ
でやっています。