CrystalCPUID [開発終了]
CrystalCPUID は非常に多くの CPU をサポートした CPUID ユーティリティでした。CPU の情報を収集するだけでなく、一部の環境では動作倍率や電圧の変更が可能です。一応 CPU がメインですが、PCI デバイスや BIOS 情報など幅広くハードウェアの情報を取得できます。
動作環境
OS | x86 : Vista/2003/XP/2000/NT4/Me/98/95 x64 : Vista/2003/XP |
---|---|
IE | 4.0 ~ |
Key Features
- x64 対応 (x64 版でも x86 版と同等の機能が使用できます)
- Intel Pentium 4/Pentium M/Core/Core2 の倍率/電圧変更機能
- AMD K6/K7/K8/Geode LX の倍率(/電圧)変更機能
- VIA CyrixIII/C3 の倍率変更機能
- 負荷に応じた倍率(/電圧)変更機能
- MSR のエディットおよび指定範囲サーチ
- クロック周波数、倍率、 System Clock の表示
- オーバークロック率の表示 (一部 CPU のみ)
- キャッシュ情報の表示
- サポート拡張機能の表示
- Feature Flags の表示
- CPUID 命令の結果表示
- プロセスルールの表示
- マルチプロセッサ対応
- PCI デバイス一覧
- チップセットおよびビデオチップ情報
- BIOS 情報
- ダイアログフォントの変更
- 背景変更機能 (BMP, PNG, JPEG, GIF)
- 実行画面のキャプチャ画像の保存 (BMP, PNG)
- 取得データをテキストで保存/コピー/プレビュー
- 倍率変更用ショートカットの作成機能
FAQ
倍率/電圧変更機能
Athlon XP では倍率変更機能がグレーアウトしているのですが…
Mobile 化改造が必要です。 参考 The Locked Athlon – Fab 51
電圧を変更しても何も変わらないのですが…
環境が電圧変更に対応していないと思われます。諦めてください。電圧変更ができない場合、何も起こらない場合とフリーズする場合があるようです。
Multiplier Management 機能
ベンチマークの結果が悪くなる!?
ある意味当たり前ですね。Interval Time の設定にもよりますが、負荷がかかり始めたことを認識し、高倍率に移行するまでの時間は低速なわけですから…。 Super PI 等のベンチマーク利用時には無効にしておくことをお勧めします。また、Min -> Mid -> Max の設定にしていると最大速度になるまでに 2 回倍率変更をすることになり時間がかかるため Min/Mid -> Max をお勧めします。
Cool’n’Quiet をサポートしていないマザーボードなのに何故か使えるのですが…
そういう方のための Multiplier Management です。(例外もありますが)基本的に CrystalCPUID のメイン画面で PowerNow!/Cool’n’Quiet が有効となっている場合は機能します。 ただし、安定して動作しない場合もあるようです。
有効にすると倍率が乱高下するのですが…
設定を見直してください。特に Up/Down Threshold の設定は重要です。
起動時から常駐させたいのですが…
/HIDE /CQ オプションをつけたショートカットを作り、スタートアップに入れてください。