健康状態の変化などに応じてイベントログを書き込むことができます。イベントトリガー機能を使うと工夫次第で、健康状態の劣化や温度の上昇などを契機として、メール送信など任意の操作を実行することが可能になります。
※イベントログおよびイベントトリガーの活用法については各自お調べください。
“メインメニュー > 機能 > 通知機能 > イベントログ” で設定します。
対応イベント
ソース: CrystalDiskInfo
場所: APPLICATION
イベント ID | レベル | 内容 |
---|---|---|
601 | 警告 | 劣化 – 健康状態 |
602 | 警告 | 劣化 – [0x05] 代替処理済のセクタ数 |
603 | 警告 | 劣化 – [0xC4] セクタ代替処理発生回数 |
604 | 警告 | 劣化 – [0xC5] 代替処理保留中のセクタ数 |
605 | 警告 | 劣化 – [0xC6] 回復不可能セクタ数 |
606 | 警告 | 警報温度到達 |
607 | 警告 | 劣化 – 寿命 |
701 | 情報 | 回復 – 健康状態 |
702 | 情報 | 回復 – [0x05] 代替処理済のセクタ数 |
703 | 情報 | 回復 – [0xC4] セクタ代替処理発生回数 |
704 | 情報 | 回復 – [0xC5] 代替処理保留中のセクタ数 |
705 | 情報 | 回復 – [0xC6] 回復不可能セクタ数 |
707 | 警告 | 回復 – 寿命 |
補足事項
- どの Disk でイベントが発生したかについてはメッセージ内に含まれるモデル名とシリアルナンバーでご確認ください。
- 温度については、継続的に警報温度を超えていると常にイベントログに書き込むということになってしまうため、イベント発生後 1 時間*は無視するようにしています。
*イベントを無視する時間を変更したい場合は、DiskInfo.ini に
[Setting]
ALARM_TEMPERATURE_PERIOD=X
を追加してください。X は秒単位の任意の値です。(デフォルト: 3600 秒)
動作確認方法
温度:警報温度を現在の温度以下に設定してください。そのうち、イベント ID 606 が発生します。
温度以外:CrystalDiskInfo/Smart/ディスク名+シリアルナンバー/Smart.ini を開きます。
[ディスク名+シリアルナンバーFIRST]、[ディスク名+シリアルナンバー]、[ディスク名+シリアルナンバーTHRESHOLD] の 3 つのセクションがあるので、何もついていない 2 つ目のセクションに注目します。
HealthStatus=X (1: 正常、2: 注意、3: 異常)
ReallocatedSectorsCount=X (0x05)
ReallocationEventCount=X (0xC4)
CurrentPendingSectorCount=X (0xC5)
UncorrectableSectorCount=X (0xC6)
X を任意の値に変更した上で、アプリを起動してください。 擬似的に前回実行時のステータスが変化するため、700 番代の回復動作の確認ができます。残念ながら、劣化について簡単に動作確認することはできません。(ソースコードはあるので…)